2025-01-12 日曜日 午前9時15分に起床した。外気温は三度。窓外はまだ屋根に雪が載っている。早朝4時半ごろまで起きていたからやむを得ない。昼夜真逆にはなってないからまぁ良いだろうと思う。 起床後に、バスローブを探して着衣した。虫とかに食われないように薄緑色のビニール袋にいれているので、袋だけ見てもすぐに目的の衣類だということは分からない。でも、すぐにそれらしきものをゆっくり下の方か…
2025-01-11 土曜日 午前六時45分に起床。外はまだ真っ暗。窓に貼った温度計の針の位置がまったく分からない。懐中電灯で見ると二度だった。昨日の雪が窓外にみえる家屋の屋根にまだ薄く白く載っている。 今日は起床後にインターネットのできるアスス二号とかエーサーのスイッチをほぼ自動的に入れたい衝動があったが、あえてテキスト専用のアスス一号だけを稼働させた。まずウオーミングアップの気持ちで日記…
2025-01-10 金曜日 夜中の二時半に起床。納豆でご飯を食べた。とても幸せな気分だった。贅沢な食事だ。ただ『日の出』米の炊き方で失敗していた。水が少なく硬めボロボロ目になってしまった。 それから、やはりYTを見てしまっていた。村下孝蔵の初恋の女性との三十年ぶりの再会のシーンも飽きずに幾度も視聴して、私自身の相思相愛の相手だった岩本れい子さんのことを、彼女との最後の三叉路でのバス停の情景…
2025-01-09 木曜日 五時十五分起床。 メールのことで、ひとつ確信したことがある。Eさんからは二三通に一度しか返信が来ないと言うことだ。彼女にとって答える必要もないと思えた時には返信さえも返さないということが分かった。Nさんは数日後になってもほぼ必ず返してくれる。性格が違うのだ。そして私に対しての姿勢も違う。KZザクセンハウゼンの説明のポイントとかになるとわたしにメールで質問状を送っ…
2025-01-08 水曜日 美女と同じAB型 一度午前ごろに目が覚めた。でもまだ頭もすっきりした気分ではなかったし体のコンデションもすがすがしく恢復したと言うものではなかったので、再び横になった。 去年のクリスマスマルクトの巨大観覧車に乗られた、超美女の奥様、グラビアアイドルのようなと言ってしまったあとで、それって水着で雑誌に写っている美女たちのことを指すのかも知れないと気が付きちょっと冷…
2025-01-07 火曜日 朝までいつの間にか起きてしまっていたので、起床は午前11時15分だった。 外気温は9度。曇りがちだが晴れ、風が強い。 K社のSさんから二月に入っていた修学旅行のガイドが二人必要と意外な依頼が来た。I田とE川さんの二人が出来なくなったようだった。もともとこのツアーが一人でやる仕事なのか幾人ものガイドで担当する仕事だったのだが、Eさんにメールを送ってわたしの驚きを…
わたしたちの子、来夏 わたしたちは市内に住んでいるし、来夏の躾も上手くはいってない。だから、他の犬の飼い主が行っているような散歩の仕方、つまり革紐をつけない歩き方などは、バスやダンプカーはさすがに入ってこないが、自家用車はひっきりなしに通る市街地なのでリードなしで散歩を行うことはできなかった。実際に、交差点で車に轢かれてしまった犬もいて、その飼い主の悲鳴も聴いたことがあった。 妻の言うには…
高貴な生まれ? 来夏は本の中の写真にあるような黄色い長い毛が過剰に垂れるゴールデンレトリバーのようにはなかなかならなかった。わたしは毛足の短い来夏を愛撫しながら、果たして写真にあるような立派な犬にいつなるのだろうかと疑問に思った。来夏が成長してから、あの金色っぽい毛筋が胴体からも四肢からも尻尾からも飾りのように垂れて風に靡く犬にいつなるのかと信じられない思いだった。成長したゴールデンレトリバ…
来夏との散歩 家の近くの公園の南側には第二次世界大戦後にどう処理して良いか分からない残骸の山が築かれ土がかけられ灌木や低木が植え込まれていた。その麓は公園になっていた。それがもともと公園であった場所に瓦礫の山が積み上げられたのか空地であった場所なのか、昔の地図や写真をもたないわたしには分からない。 来夏とはその小高い公園の中の山に坂道を選んでよく登って行った。来夏も好きな場所のようであった。…
来夏とバルト海 ドイツ語でオストゼー(東海)、日本語ではバルト海というが、毎年のようにベンとその嫁のアンニャは妻のダークマーと来夏を連れて過ごしていた。車で乗りこんで細かい白砂の浜辺に向かうのだった。 彼らは海岸の砂から長く伸びた数本の柱の上に載った小屋を二軒借りておよそ一週間ほど過ごしていた。ダークマーはライカと夜は寝泊りしていたが、昼間は結構な荒波の浜辺で過ごしていたというのであった。来…
来夏とわたし 弟の道男と違ってわたしはそれほど獣に関心はなかった。少なくとも慣れ親しんではいなかったし、欲しいと思ったこともなかった。近くにいればいるで可愛いとも思うが。犬についてはその白い牙の揃った大きく長い口がわたしの恐怖の一因だった。だから、あとで手を洗わなければならないが来夏の長い口を両手でくるんで開かなくしてみたり、濡れたゴムのような黒い鼻先に悪戯で触れてみたりした。自分が抱いてい…
来夏の才能 妻がある日、面白い発見をした。 「あなたが帰ってくる十分近く前から来夏はドアの入り口で待ってたのよ。来夏にはあなたが来るのがもうかなり前から分かっていたのよ」 ダークマーはそう言って、この来夏の特殊な能力に感激の色を隠さなかった。そしてそれはベンが我が家に妻を訪ねて来るときにも同じで、少なくとも六、七分前から住居の入り口で待機して口を開いてベロをだしハアハア呼吸を荒げていた。…