蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

2024-02-19 月曜日 『愛は輝いて』

2024-02-19 月曜日


 午前三時にはベットイン朝まで眠れなかった。徹夜をしてしまった。それは、前日の午後に睡眠をとっていたから眠れなくなったとかいうことではなく、簡単に言って、久しぶりに緑茶をTバック二個を使ってだが、晩になってから飲んだからに違いなかった。抗癌性もあるのでやはりわたしとしては飲まなければいけない飲み物だった。ただ、鉄分吸収を緑茶のカフェインが阻止するということでここ数日間控えていたのだった。だが、久しぶりに飲んだことが功を奏してまったく眠れなかったのだった。
 ビールを数日間控え、久しぶりに二本飲んだら体に良いと二日酔いっぽい体調の悪さを翌日に感じた物だったが、それと同じ反応のようだった。
 あんまり頭も体もはっきりしているので、NPに買い物に散歩をかねて行った。通しで休憩も必要なく歩けた。この様子なら完全に月末の公共機関を使っての学生貧乏ツアーにも体は耐えてくれると確信できた。
 グレープフルーツ、リンゴ一袋、ビーフの肉、黒パン、鯖缶二個などを買った。ヨーグルトを買うのを忘れていた。最近視聴した本要約チャンネルで腎臓のためには上記のものが良いことをしってかいもとめたのであった。もちろんビーフは久しぶりにステーキを食べたくて、値下げしていたのを発見し買ったのだったが。


 最後に記憶した時刻は正午過ぎ、12時15分ぐらいだった。
 そして午後5時に起床した。五時間の睡眠だ。
 貧血のための鉄剤も、朝一番の、起床後だったら良いのではないのかと勝手に思い、今、コーヒーと緑茶を作っている。
17:43 2024-02-19


 1週間分の小箱に薬を仕分けして入れた。やく15分かんかかった。その間厨房でドイッチュランドホンクを聞いていた。日本のウクライナとリトアニアだったろうか、援助と貿易に関して契約が新たにむすばれたことが報道されていた。日本の24ニュースでは昨日の報道だったが、一日遅れで、それでもニュースとなっていたのが嬉しい。
 欧米はウクライナ支援について、支援疲れなどという言葉がでてきているが、じゃ、ロシアに侵攻されているウクライナの一般市民や、弾丸が不足していると訴える兵隊にとってはどうなんだと言いたくなる。抵抗に疲れたら、国の防衛に疲れたらそれでおわりになってしまうじゃないかと言いたい。支援疲れだ?、ふざけるなとと言いたくなる。じゃ、そういうあんたは何をやっているのか、と聞かれたら金も若さも体力もないので、ちっちゃくなっているしかないのか……いや、言いたいことはそれでも発言しても良いと思う。それこそ言論の自由だ。じゃなければ裏金脱税とか好き放題なことを暴かれもせずにやられてしまうことは日本でだって露呈している。


 午後五時起床で、もうベットには戻らずに少ない寿命を有効に使おうと思う。
 老人にできることは過去の経験を伝えることだ。もちろん、読みたくないもの、耳をかしたくない若者はかさなくても強制はできないし、しない。
 不安症なので、月末の学生ツアーが気になりだしている。
 18:14 2024-02-19


 i村が神に殊更に愛されている。ソシアルアムトなどで生活保護を受けていて、健康保険料金も国から払って貰っているという僥倖を満喫している人物。もうゴットリープとしか言いようがない。それはアマデウスという言い方もできる。
 それで確認の意味で調べ始めているうちに、今度はナタリー・ドロン主演の個人教授がいきなりモニターにあらわれた。エマニュエルは神と共に、ゴットリープ、アマデウスが神に愛されるという意味で調べていたのだったが、高1か2の時に、一人っ子のGが、わたしが太陽が一杯のことを感激して話していたら、そして個人教授の映画音楽が模倣ではないかと容疑を離していたら、Gは圧倒的にナタリー・ドロン主演の個人教授を絶賛していて止まらなかったのだった。をれを思いだして創作の寄り道だが、検索せずにはいられなかった。
 フランシス・レイの音楽も最高で、わたしの創作の意志はまたインターネットのなかで見失われていく。
 19:31 2024-02-19


 『美は壊れやすく』なんていうタイトルが頭にふと浮かんだ。高1の旅行で鎌倉に行った帰りの列車のなかで、凄く美しい女性を混雑した列車のなかで、1mも離れていない位置に見た経験がわたしにあった。ただ、彼女はなぜか片目を瞑っていたのだった。だが、わたしが盗み見ているあいだ、気が緩んだのか、頑なに閉じていた目を彼女は開いて見せてしまう瞬間があった。そのときに、高2のわたしは鶯の緑の糞のように濁ったものを眼球のあるべき位置に目撃してしまった。わたしがハッと驚くと、その気配を彼女は感じたのであろう、同じようにわたしをほんの一瞬見つめると顔を赤らませ俯きに伏せてしまった。わたしは視てはいけないものを見てしまったと済まない気持ちになった。
 なんだろうこの世の中は、神がいるとしたらなんてことをするんだろうと、あきらかに彼女の眼が後天的に潰れてしまったことを思って怒りと驚きを覚えていた。ほぼ硬直状態に私は陥っていた。
 だが、次の瞬間、込んだ列車の人の下半身より低い位置から明るくなにかを訴える子供の声があがり、みるとおそらく三歳にもならない幼児の姿があった。彼女の表情は慈愛に満ちた笑顔に豹変し幼児を抱き上げるのであった。この時の彼女は自分の隻眼のことはまったく意に介しないようであった。それはその時の彼女にとっては問題ですらないようであった。そしてそれまで彼女とわたしの間に広い背中を向けた男、その男の首と肩が額縁のようにわたしの視界の左側を遮断し、それまで彼女の綺麗な肌と形の良い鼻筋や豊かな唇、そして眉や優しそうな開いているほうの眼差しの顔を特に際立たせていたのだが、急に動き出し、彼女になにか低い声で話しかけたりするのであった。その感情のあまり籠っていない声音は、あきらかに彼女に話しかけ慣れたものだけに許されるものだった。
 「彼女の夫だ……」
 と僕は思った。そして彼女のことを思って、
 「良かった。良かった」
 と思った。だが、次の瞬間、もしかしたら彼女の眼を潰したりしたのはこの夫かもしれないとふと思った。もちろんたとえ碧眼でも彼女の美しさにすでに魅了されているわたしの過剰な猜疑であった。
 わたしは、もし自分が高校生でなかったら、もっと彼女の年齢に近かったら、自分が彼女の一生を、面倒見てあげたい。こんな女性と一緒に生涯暮らしたいと熱く思った。
 やがてわたしたち水海道一校の生徒は乗り換えのために慌ただしく列車を降りなければならなかった。振り返ろうとしても、降りるわたし達生徒や乗り込むサラリーマンや労働者、大人たちに紛れて彼女たちの姿をもう一度見ることは不可能であった。
 わたしはプラットホームに他の生徒たちと並び、帰りの列車を待つ群衆のなかにいた。でもわたしの脳裏には今見たばかりの光景が幾度も絶えることなく反芻されやむことがなかった。わたしの胸の中にはどこか淡い桜のような香気の滲んだ穏やかで優しい風が通って行った気がした。
 「どうぞ、幸せになってください」
 そんな言葉が彼女たちの姿を追うようにしてわたしの胸奥から流れ出た。


 この掌編が高2のときのわたしの最初の創作の試みだった。この時の印象を忘れたくないという一心で書いたものだったが、匿名で投稿したのだったが、高校の公紙には掲載されなかった。
 20:34 2024-02-19
 思いだしてこの私の中での処女作のタイトルを考えてみると、『美は壊れやすく』というのは、あたらないと思った。もっと、少年であったわたしの彼女へ、彼女たちへの気持ちを朧に暗示できるようなものにしなければならないと思った。
20:46 2024-02-19
『愛は輝いて』『鎌倉帰りの美しい女性』分からない。どういうタイトルを付けたら良いのか。
 20:53 2024-02-19


 午後十時半。午後五時に起床して五時間半経過した。その間、口にしたのはコーヒー一杯に緑茶二杯半だけだった。さすがに空腹を覚える。
 野菜スムージーを混ぜた米とカレーで晩飯をとろかと思う。
 久しぶりにミッション・イムポッシブルが民間でないチャンネルでジョインで見られるので、視聴している。テレビがあるが、引っ越ししてから一度もみていない。そのように誓ったから。
 22:26 2024-02-19


 黒パンを一枚半、レバーパステーテとチキンのハムにアイスベァクザラートにバターを塗って食べた。本のオードブルの積りだったが、腹がそれである程度満たされてしまった。メインのライスとカレーには食欲がもう無くなってしまった。
 23:12 2024-02-19
 午前二時半近くまでフランス映画についてのYTを視聴しながら『22歳○○』の執筆を続けられた。
 02:41 2024-02-20