ファビュラス・ベイカー・ボーイズThe Fabulous Baker Boysをはじめて見たのは、初めて日本をでてから帰国する最初の飛行機のなかのことだった。英語というか米語でもあるし、細かいニュアンスが良く分からなかったことだけを覚えている。眠り込んだこともあり、話の展開もさっぱりわからなくて、... 続きをみる
2018年4月のブログ記事
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『牡蠣…』の初稿、草稿が一応完成したのが昨日でした。さっそくまだやる気と関心のあるうちに『十七時…』のほうに手を大幅に加えて、というか削除してこちらはこちらで纏めようとしました。 しかし、私の中ではすでに六日前に完成した、といってもやはり初稿なのですが、読み直し始めてすぐに落胆するものを覚えてい... 続きをみる
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マルセル・ライヒ・ラニツキーという故人には文学界のローマ法王という綽名がついてましたが、彼が尊敬するトーマス・マンなのですが、それでも、彼が書いたものでも、しかも大変厖大な量ですが、日記だけはいただけないと放言していたのを楽しく記憶しています。 私の日記も、やはり日記らしい日記の記述でしかない日が... 続きをみる
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短編とか長編とか、執筆するときには大変な能力が要求される。そんな印象をあらたにしています。 日記は私の場合には感情の吐け口、書きなぐりという傾向が強く、自分の書いた文章も推敲することもありませんでした。そうですよね、誰に見せるでもなく書いていたのですから。ところが作品を書くということは、やはりある... 続きをみる
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初めてInに3という数字が。そして村長さんからのメールにどきっ、でした。
被害妄想的なところがあるのか、ムラゴンの村長さんからメールがきてほんと驚きました。わたしの書いている内容に問題でも生じて、それについての非難でもきてしまったのかと思いました。でなくて、良かった。別に変なことは書いてないと思ってますから、大丈夫と思ってますが。 それと、初めてどういうことなのかさっぱ... 続きをみる
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『牡蠣…』の執筆は簡単なはずだった。だが、もう覚め始めているのかモチベーションが消えかけているようだ。私の関心が薄れるのはとても早過ぎる。加速度的に消えうせてしまうようだ。 衣のついた魚の残りを食パンに挟んで食べたり、そして、景気づけというか、調子を取り戻すために長谷川きよしの『卒業』や『帰ってお... 続きをみる
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私は本格的に、赤川次郎先生の三毛猫ホームズに平行して私自身の作ったキャラクター、つまり『小栗鼠忍者』という作品集を書こうとしたことがある。 ただ、当時はワープロはあったかもしれないが私自身は持ってなくてパソコンも一般に普及してはいなかったと思う。それで手書きで書いては自分の酷い文字を目で拾って... 続きをみる
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今朝、大腸の患部が再び痛み出した。もうかなり前に大蒜を油をひいてフライパンで焼いたものだけを食べたことがあり、それ以来激しい痛みが大腸に、体の左下に発生し、それからは幾度も同じ様な痛みが発生している。わたしは左手の数本の指で押しながら、なにが原因なんだろうと思いあぐねた。なにを食べたのだったかと... 続きをみる
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べラングロージィヒカイト 些細なこと 蝦夷リス 外気温はバルコニーで、外気温と言う場合にはわたしのこの記述では常にバルコニーの花の傍においてある温度計が示す気温をさすが、現在17℃であった。気温の下がった昨夜から今朝まで葵の白と赤を僅か1ユーロと9セントだったか、買った物をバルコニーに出しておいた... 続きをみる
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『17時…』という短編を書いている途中で、親から子供が生まれるような感じで『牡蠣…』というタイトルと短編がクローン化して頭に浮かんできた。つまりいまはまだ初稿さえも完成していないので、粗筋は頭のなかに浮遊してとにかくそれを文章化しなければならないのであるが、そして書いているうちにこの内容はむしろ... 続きをみる
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[灼熱の魂]を視聴したあとで、この天才の伝記風に始まった映画を見た。 何かを作り出そうとする者にとっては、この彼のジレンマや焦りは深く感情移入できるところだとおもう。 ところが途中から徐々にもうひとつのテーマがもっこりと頭を擡げてきて、しかし、最後で天才的な英雄であるのに、こんな遅れたモラル、意味... 続きをみる
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『火星の人』日本ではなんと『オデッセー』に関してのコメントを書いたら、ナイスという方々が、わたしのブログとしてはたくさんいらして、嬉しい喜びを経験しました。有難う御座います。 それと、この年齢になって、やっと本当にそういえますが、脱皮、自己克己とまではいきませんが、一種の脱皮に成功して、2018... 続きをみる
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短編『17時…』はある程度捗ってくれた。リアリズムを徹底させて貫徹仕様とおもっている。 『オデッセイ』別名・火星の人を視聴した。大変面白いところは自分でジャガイモを栽培したり、水を作り出すことに成功するあのへんの知恵であった。もちろん、地球と連絡を取るというのも凄いことではあるが。 やはり私たち日... 続きをみる
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人の憩うべき公園の芝生の上でグリルをして楽しむ人々。ほとんどはイスラム系の人々。警察官も多勢に無勢で取締りをろくにしていない。これが現実というものです。 炙られて枯れて行く潅木低木、そのほかの樹木はあらたに国民の税金をつかって植林されることになります。 どうでもいい人が殆ど……
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こちらは野生のライラック
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プラタナスの新緑も市街に息吹をそえている
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純文学系の他のかたがたのサイトをみた。皆さん、随筆やエッセイ、そして作品の発表の場所としてすごく誠実に真面目に作っていらっしゃるな、という感慨を覚えました。ちょっと反省。わたしのほうはやはり日記の書きなぐり風になっていますので。でも、それでも良いつもりで始めたのではありましたが。 ずっと晴れ続きで... 続きをみる
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朝方、ほんの昨日の残りの解かした冷凍野菜にスライスされたチーズを二枚のせて電子レンジで調理した。濃いコーヒーを喫み、それだけを食べて予定時間の45分前に家をでた。楽勝のはずだった。……と日記を書き始めていくうちに、短編みたいなものが徐々に纏まってきた。 有り難いことである。この現象は、私が自分の... 続きをみる
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思いつき、書き始めたその時の自分が、そのままほぼ完成作品として執筆し終えなければならない
17日の夜半から早朝にかけてひとつの短編を仕上げることが出来た。題名をHとしておこう。 カフカにも一晩で執筆できた作品があるが、わたしはこれまで粗筋を忘れないように書くのが精一杯であり、翌日かそれよりもあとに読み返してみていつもやや絶望気味、落胆気味という結果であった。 その意味は、到底これをエッ... 続きをみる
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ストーリーとしては私も好きな展開です。ただし、やはり前もって、終わりが予想できるようなそんな作品だと思いました。転んで起き上がることに大変な意味があるので、何度も見るうちにおそらくこの落胆は消滅するような気もします。 映画作品ということで説得力が時間的に不十分であったのかもしれません。そのために見... 続きをみる
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花屋の軒先は彩り豊か。上の写真の右端の濃いピンク色の花木を買ったが名前がわからない。 蚤の市を囲う垣根にも新緑が。 丘の上の八重桜にも小さな蕾が膨らみ始めています。
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小雨交じりの曇天。外気温は午前十時現在で13度。 昨日の日曜日はあれほど天気が良かったのに、月曜の今日はめそめその寒い状態。 なんという花木か駅地下街の花屋でみても名札もついてなくてわからず、ベトナム人の売り子に聞くのも忘れてしまっていた。綺麗な花屋の写真をとりたいなという気持ちが強かったので忘れ... 続きをみる
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マギ・Q Maggie Qに魅惑されてしまってます。彼女こそユーラシア人 上記から、ご紹介。 22. Mai 1979誕生。38歳。父はヨーロッパ人。母がベトナム人。 私からすると理想的な美に輝く女性
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あの女の子に、炙られるような苦しい恋心を抱いていた。時間を有意義なものに転化
私が高校生の時にほぼ三年間ずっと憧れ続けていた岩井出身の女の子がいた。その彼女との経緯を第二番目にすぐに書き残さなければならないものとして、手をつけて書き上げたのが2016年であった。およそ290枚の私としては最初の長編であった。ところが読み返してみて推敲の必要な部分が見出され、さらにあとになって... 続きをみる
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日記はやはり私の告白の場。なんでも感情の垂れ流しの出来る場所。そんな相手です。 それが創作に上手く機動力として役立ってくれるかどうかということを、今は、つまり創作しなくちゃと思った瞬間に、この日記の存在に疑問を持つようになってしまったわけですが・・・・ 誰にでも危機があったように、そしてある... 続きをみる
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現代という空間では大衆小説ほどではなくても、時を超えて愛読される作品群
Sayaka Murata 村田沙耶香のコンビニ人間もドイツ語で、その展示台に並べてありました。それをいまふと思い出しました。 こちらで彼女の感覚が理解できるだろうかと最初に思いました。 というのも映画ではアクション好きがこちらの人間ですので。もちろん、それは一般大衆であると分析できますが。 あん... 続きをみる
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路上を寝床にしている人たちにもサヴァイバルの可能性がでてきた
連翹の花も漸く開き始めました。 この花の名前をしらない。調べたい。 ケバップは大変な人気です。わたしはここでは一度だけ食べたことがあります。いつもKn通りのほうに行って作ってもらい食べてます。 萌黄色の新緑を吹き出し始めた街路樹にご注目です。浮浪者の人たちもサヴァイバルの可能性がでてきます。ドイツ... 続きをみる
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もちろん目的のない散歩はできない性分なので、書籍店に入っていろいろ物色してきました。 二階には小さな日本のコーナーが設けられていました。 東野圭吾の容疑者Xはすでに翻訳されてでていますが、他にこの二冊が売り場にでてました。また、ドリアン助川氏のあんは映画でも去年あたり紹介され、この日には本がでてい... 続きをみる
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やはり一時間ほど散歩をしてきました。 風はちょっと冷たかった。
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午前11時半から午後4時までなんとなくインターネットのなかをサーフィンしてしまってます。 便利なだけに気をつけなければならない。芥川龍之介の自転車を読み直してみたいと言うきっかけでスイッチをいれただけだったのに。 いつになったら本当に執筆を再開するのか。たるみ過ぎている。反省。 室内気温が午... 続きをみる
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台湾人は日本のことを憎んではいない、という体験を過去に私もしています。
『中国を旅して・・・彼らの本音』このタイトルから、あれっ、武田鉄也って、政治的には○なのと驚かされ、おそるおそるよっていくような気持ちでYTをクリックしてみました。 そして内容にさらに驚かされました。 わたしにもちょっと関連する体験があります。台湾の中国の人たちは日本人を尊敬してくれているようなと... 続きをみる
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村上春樹から芥川、志賀直哉、夏目漱石。そして作風試食としての短編小説
志賀直哉の自転車をだいぶ年を経てから再読してみた。すると、なぜ高校生辺りのときに感激したのかわからなかった。同じ時期に読んだ芥川龍之介の自転車は、その時に、作り物めいた印象が残り、わたしはさすがに志賀直哉は違うと思ったものであった。 上記の事情から芥川の自転車を再読しようとした。ところが誰も朗... 続きをみる
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【朗読ラジオ】芥川龍之介:一つの作が出来上がるまで(朗読:えぷろん) 芥川龍之介も作品を作り上げるという点では苦労もしている。それがとても興味深いので、こちらにご紹介したいです。
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懐旧の情に浸らせ、思春期の辛い恋を想起させる小柳ルミ子、そして
小柳ルミ子とキャンディーズのファンでもあります。ユーチューブとか見ていると、やはりそっちのほうに行ってしまいます。 あの時代だけが私にとっては輝いていた青春ともいいたいぐらいです。それは叶わぬ恋を経験していたという思春期でもあったからでしょう。 愛の結晶を得たほうは、結ばれてハッピーエンドになった... 続きをみる
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角田光代さんの作品は八日目の蝉しか読んだことがありません。内容には触れませんが、ずっとあとになってYTで放送されたラジオのインタビューがあり、そこで、彼女がこの九時五時主義を唱えていて、実行されているということをしりました。 みんな苦労をしているんだ、という発見ができただけでもとても勇気付けられた... 続きをみる
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室内気温は18,8度。外気温は13度。朝7時半の気温。曇天。 感情的には殆ど動かされない夢を見た。本当は大変な事件なのであるが。 I町にかかる鬼怒川の橋が真ん中あたりで約三分の一陥没しているのを上空から見詰めている夢である。 変なもので、見ている私は劇的にも悲劇とも感じていない。だいたい4,5個の... 続きをみる
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就寝のために志賀直哉の出来事と真鶴、鵠沼行、11月3日午後の事を読んだ。 記憶に残っていたのは、モーパッサンなみの自然主義写実主義的な説得力があると思っていた最後の作品であり、あとは、初めて読むような感慨に襲われた。すでに読んだのだと思う。しかし、日常茶飯のことが取り上げられているので、読後に一... 続きをみる
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米の飯はどうしても食べ過ぎてしまう。どんぶり二杯は平らげた。
一切れのしゃけをフライパンにガラスの蓋をして、くるみ油を垂らして焼いて食べた。どんな上手いものも、一人で食べるとあまり上手くないのかもしれない。そんなことを思った。 21度に外気温は達している。本格的な春の訪れを思わせる。 ユーチューブで長谷川きよしさんの『卒業・さようなら女の子』『別れのサンパ』... 続きをみる
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一切れほぼ2,5ユーロの鮭を、焼かずに解かして、醤油とこちら製の山葵を使って、食べた。 冷凍の鮭はおそらく生で食べてよいシロモノではないと思う。だが、これだけの料金でもあり、そして暫く寿司はもちろん刺身も食べてはいないので、しゃけを解凍して、あとは醤油のシャワーを浴びせて山葵をつけて食べた。 食べ... 続きをみる
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新緑が吹き出した。 木蓮の蕾も膨らんで来た。自然がこちらの心理的な変化をよそに、マイペースで恢復していく。
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プロイセン王国の象徴ボルシア女神Borussiaが睥睨するものは・・・ 女神の持つ剣は途中で破壊されてしまっている。 そして土台には色が吹き付けられ落書きがされてしまっている。 こういう公共の設備を○○とも思っていない者が多い。非常に残念です。
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七冊の本を蚤の市で買った。店の主人は私に似ていてデリケートで気持ちの優しい男性だった。負けてもらってすまないと思った。 彼は、その美人の妻とは異なり、わたしがたくさん買うと、それでなくてもここの蚤の市の古本は綺麗で極安なのに、負けてくれる。この日もそうだった。だが、一瞬ためらいが彼のなかであり、そ... 続きをみる
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我が書斎には、イースターのウサギと座ったまま首根っこに置いて眠るための、小麦とラベンダー入りの熊の縫いぐるみが新たに加わりました。ウサギは土曜日に買い、熊のほうは丁度1週間前の土曜日にP市の歩行者天国で購入したものです。 それとジャック・ロンドンが積んどくように更に増えました。フランスとドイツ共同... 続きをみる
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ドイツならではの薬局名。ゲーテ薬局。その付近では大道芸人が英語で歌っていた。ドイツ語で歌われることは殆どない。これが日本と違うところ。ドイツにも彼らの歌詞による流行歌やロック音楽があるのですが。
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歩行者天国でこういうアートを作っている人はこれまで見たことがない。それも周りを取り巻く人も同じだったと思う。 良いアイデアだと思う。視点が違う。パースぺクティーブが新しい。 素材は何なのだろう。彼は眼や鼻の周りを優しく撫でるようにして削っていた。細部に拘っていた。