蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

ご注意。今日は愚痴だけを書きます。

午後7時ごろにたぶん寝て、起床は早朝2時45分だった。そのまま起きだした。十分睡眠はとったから。昨日は帰宅してすぐに大好きなライトのほうのコーラを飲み、つづけて500CCのビールを一缶のんだ。まもなく予想通り長椅子で睡眠に落ちていった。
同僚で後輩のRは、たとえばお客様のための荷物を私などは手伝って運んであげてしまう。それが40個の場合があっても逐一運びあげてきたものだった。おかげさまで肩の腱が切れるという惨劇もあった。
Rなどは自分では手も触れずにお客に自分であげるように逐一言葉で言ってわきにたったままである。よくそんなことができると私は常々おもってきたが、私に対してもこの彼の習慣は同じで、アンケートのための書類があるが、それを黒いセルロイドのボードにつけるようにとわたしにいって現場の会場で5,6枚の紙とボードをみっつ鼻先に突きつけてきた。そんなの自分で適当に挟んでテーブルの上に置けるじゃないかと思えるが、一緒に現場にいる4,5人の日本からこられたスタッフのてまえもあり、批判的な視線もなげずにいわれたままにこのいとも簡単な、わたしがRの立場であれば自分でぱっぱとやってしまう作業を数秒間で行う。
ほかにも、わたしの後ろを人が通ろうとしたときに、どいてあげてとわたしに注意した。しかし、そのまえにSorryと言われていたのでわたしのほうは動いていたのであったが。
そのほかにお客様のためにだされる緑茶がひとつ余計にもってこられたが、それを彼はすぐに「じゃ、僕が飲む」と言ってスタッフの方々そばで仕事をしているのに、手にとって飲んでしまった。そして自分がウェイトレスを勤めている若いワーキングホリディーできている女性に、いろいろ質問を始めたのに、そしてその場にいるわたしも話にのりはじめると、忙しいのに引き止めちゃうんだからとわたしへの非難を彼ははじめた。それで、でも引き止めたのはRさんじゃないですかとわたしが笑いにこの真剣になりそうな雰囲気を誤魔化して言うと、彼は、いつも女性のことでは問題になるからなを再び私を批判し始めた。
ベンチがくの字型になった座席には四人が座れた。だがRは荷物を脇においてひとりで二人ぶんにすわって他の人のことなどはかまわない態度をとおしていた。そんなときにRさんもうちょっと奥に座ってくれれればもう一人座れるよとわたしが言えばいいのだろうけえれども、人に注意をするような習慣はないので、そのまま彼はスタッフの人も絶ち続けていて、ゆずりあったりしてきた人たちなのに、そのまま広く座り込んでいる。
また、昼食はなんと準備よく自分でお弁当をつくってきたものを食べてきたとあとではなしていて、その会場でほぼ二倍に近い料金でつくってだされている中華の焼きそばとか焼いた鶏の肉やスープの屋台が近くにあったが、かれはそれを節約してきている。ちゃんと考えてきている。ただし、そのあとは大蒜の臭いが彼の口から1m四方に漂い、こちらは不快感に悩まされ、それを避けなければならないので余計につかれがでた。この日は1時半に起きていたので、午後の4時半を時計も回る頃にはわたしのなかに忍耐力、寛大さが弱くなってきているのを感じた。ちょっといらいらしてきていた。
最後に、また彼から資料のセットをもっているようにと指示を与えらたが、わたしがそれを受け取ってどこに保管すればいいのかと、そのビニール袋に入ったほぼ五人分の資料をみて、この男はなにを考えているのだろうかと不審におもった。命令することが先決であとは考えていないのかと疑問におもった。かれが座り続けているベンチのしたは長い大きな箱になっていて、そこから資料を取り出したり、明日のために鍵をかけて再びいれられるようになっている。わたしは受け取った資料をすぐに脇において、そこにいれて保管するんじゃないんですかとさすがに言ったが、やはりスタッフの人もRがどいたあとで明日使うものはそこにいれていた。
以上は下らない瑣末な話であり、愚痴です。でも、公開するつもりがなかったときにはこんな愚痴の相手を日記にさせていました。
執筆の動機は不正を自分にされて悔しいという思いと、なんでそういう態度がとれるのだろうという相手に対しての分析と言ってもいいでしょう。


その会場にはEさんがいて、わたしが四月ごろの仕事に彼女を推薦したということで機会を捉えてお礼を丁寧に言った。そのほかにM社のKさんも白い服を上にかけてあるいていて、わたしからちょっと挨拶する感じなった。ほほえましいものだった。若い感じの女性はこういう仕事で三月は収入がはいり救われているのだとあらたにおもった。


英語は話しているうちに、聞いているうちに思い出してきた。ただ、わたしはあくまでもドイツ語で雇われていた。もちろん日本から来ていらっしゃるスタッフの方々はそんなことは知るところではない。要するにどんなやりとりがあるか、それによって語彙もきまってくるわけで、これは場数が関係してくるとおもった。Rは二人で仕事をするときには、出来る人に譲って、自分はそれを聞きノートするだけで場数を経験してきている。そんな話をもう一人の通訳から聞かされたことが何度かあった。二人が雇われていて前半に一人後半にRがやるべきところを、Rがうまく遠慮して全部もう一人のひとにやってもらって、なにもしないどころか、その人のやり方、使う言葉を盗み撮りして、なにも仕事らしいことはお客様のためにせずに通訳料金だけは会社には言わずにそのまま要求して収入を得るという方法をとっている。こんな人がいるんだ!とわたしはただ驚くだけなのである。Rの学歴は高く、もう50歳になる。高学歴も人のものを学ぶ能力に長けているから、そうなったのだろうと、彼をしる婦人にも言われたし、わたしも同感したことがあった。‎2018/‎03/‎08 3:41:39