蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

日本とベルギーとのワールドカップ・サッカー

日本対ベルギー戦の始まる前に、ある友達に送ったメールの内容をここに貼り付けます。


日本のチームがあまりにも可哀想なので、出来るだけ大差をつけられずに終わることを祈ります。こんなことを私は書き送ってました。
 小柄な日本人がよくここまでやってきたと思います。韓国人もドイツを破って、私を驚かせましたが。できるだけ大差ない状態で終わってくれることを祈ってます。あのベルギーの戦いぶりをみると、勝てる当ては全くないとわたしは見てます。
 まだ、去年の所得税も計算が終わってないこのごろです。でも、所得税は三ヶ月ごとに払わされていますから、なんだか良くわからないという状態ですが。


 最近はなにを捨てようかと、ふと気がつくと部屋の中をよく見回していることが増えています。いつのまにかこんな年になってしまって、ぼやぼやしてはいられないと思い始めてもいます。
 本当はサッカーなんかみている暇は自分の寿命にはないんだと思ったりもします。

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テレビで観戦後、日本の侍たちがここまで、背が低く、それに伴って、走る速度からヘッドキックなどに関しても大変なハンディキャップを持ちながら後半戦に2対0というリードをして、解説者のオリバー・カーンを唸らせていましたし、あの正確なパスとチャンスを逃さない動きに驚かされてました。


結果は、ヘッドキックを露骨に狙い、コンパスの長さによる足の速さと体の大きさを大いに活かされてしまって、やられたという気持ちでした。
 比較にならない物理的肉体的な大差がやはり勝利を相手に齎してしまったという浮かない気分でした。
しかし、それでもあそこまで戦ったのは素晴らしいと思いました。もちろん、日本の女性たちのナデシコたちのことは私が言うまでもない立派なことです。
大人と子供が同じ土俵で戦わされているという腑に落ちない気持ちでいました。肉体的にはこれはどうしょうもないことかと思います。


やはり能力で、頭脳で公正に膂力を世界に日本人はもちろん、アジア人たちは貢献し、顕示するしかないとつくづく思いました。