蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

2024-02-14 水曜日

2024-02-14 水曜日


 午前五時半起床。仕事は収入のためにしたいがその期日までまだ23日間あることにちょっと安堵する。約二週間近く創作にあてる時間が一握りあるということを意味するからだ。


 『22歳○○』でウルツンにもどってきたシーンを描こうとするのだが、わたしはあの頃の情景をリアルに思いだそうとしている。順不同に、雪かきをやらなければならなかったと言うチーフ、パリに行ってきたということで羨ましがるシェフィンの顔や声があった。だが、どちらがさきだったか。思えばどちらが先で摸あとでも良いことだったが。
 問題は、このころの思い出から、わたしの頭が嘔吐と下痢のせいで完全にはなれてしまっていたことだろう。そんな現況では40年前の思い出などが浮かび形を成すはずもなかった。


 昨日のYTでは、2023年に亡くなった人々というタイトルのもとで纏められたものも視聴していた。脳梗塞とか心筋梗塞とか、また呼吸困難なことも原因で死亡した芸能人もいたので、人ごとではなかった。でも、碌にまともに歩けなくなった私には、スポーツなどはレベルが違うことなので、とりあえず徒歩、散歩を頑張りたいと思う。そして仕事もしたい。
 あたまに浮かぶ、もう常にといっても言い過ぎではないほど浮かんでは消え再び現れる『ガ○○戦』にとりかかっても良いかなとも思う。が、すると同時に売れっ子でもないのに三本ほど執筆を試みることになる。やったこともないくせにやりすぎだろうと流石に思う。
 06:23 2024-02-14


 『22歳○○』と『日本まるまる』は同時執筆ということで自分の枠を弛緩させているが、思えば『ガ○○戦』も、もうかなり前から書きだしてはいた。ただ放置している時間がとても長い。それは後回しにわたしがしていたということなのであるが、この三本はいずれも長編だ。しかも、『ガ○○戦』においては、粗筋さえまだ完成してない。どうしてもこの作品のなかに愛をさしはさみたいのだが、どんなキャラクターをいれるべきかわからない。やはり妻をいれるべきかともおもうのだが、それでは読者にとってつまらないのではともおもってしまう。妻にしてしまうとすでに愛は成就しているので、緊迫するものもそこにはあらわれない。
 この作品はエンタメと思い、また、フィクションもちょっと多めにしたいと考えているので、つまりなれないことを盛り込もう、やろうとしているので、それでなくてもリアルに、眼前に見えるように描くのは大変なことなので、断片的には書けるが、全体の一部として片鱗に取り組んでいくと言うのはちょっとあとで纏めて書き上げるわたし自身に対してあまりにも無責任かなと思う。
06:48 2024-02-14


 約二時間『22○○』を書けた。それ以上はどこかげんなりした気分になってしまって気分転換が必要になり、スーパーのNPに行ったり、ちょっとドイツ風の朝食をとったりした。プチパンを二つ半分に切って、買ってきたばかりのバターを塗り、玉ねぎと茹でハムを挟んで牛乳をちびりちびり呑んで食べた。バターを食べたこと自体が久しぶりのことだった。数年ぶりのことだ。そして炭水化物をたべたことで、あとがひいてしまい、買ってきたベルリーナ、つまりパンケーキ、別名パンクーフンも三個ほど平らげてしまった。
 あとは、YTで、やはりスマップなどを視聴してしまっていた。日本のニュースなども。
 I村に電話をした。留守番電話だった。だが、彼はそういうふうにはセットしてないと言っていて、電話の調子が悪いと不思議がっていた。二言目にはわたしが半世紀遅れているとスマホとかアップに関して嗤っていた。
 たしかに、健康保険費をただにしてしまったところは彼の執念と努力としか言いようがない。9ユーロの定期券の獲得にも脱帽せざるを得ない。
 それらが手に入ればどれほど経済的にわたしも楽になるかと思う。
 J社から三月に二人の教授だろうか、お客がくるらしかった。ただし、ホテルはリヒテンベルクのコンフォートで大分遠いし、夕食トランスファーもしなくてはならない。これは午後10時はもちろん、11時を過ぎるかもしれないと思った。Syさんはわたしが済んでいるところとこのホテルが近いと看做しているようだが、交通の便は良くない。一端アレクサンダー広場まで行そこから幾度も乗り換えなければ行けないホテルだともういまから考えられる。だが、わたしに他の選択肢はない。受諾するしかないのである。あとは、タクシーの使える時刻がいつだったか確認しなければならない。
 ということで、今日は一応創作もできたが、わずか二時間のことであった。
00:19 2024-02-15