蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

早い, ときの経過

メールで新年の挨拶がきていたこともあり、一通だけだが、返信を書いた。いつのまにか三時間ぐらいは時間が経過してしまっていた。その人に追伸も含めて三通も書き送っていた。………こんなんだから、創作などはいっこうに進まない。自分に残された時間は余りないと自覚しなければならないのに、これではなにも達成できないという感じだ。
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Webから応募できる小説新人賞まとめ|2023年上半期|monokaki編集部
https://monokaki.ink/n/n34cf4d33b034

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一覧表をみて、早くも、これらの文学賞がたとえエンタメでも私の書こうとしているものを選んでくれるとは到底信じられないと落ち込んだ。大分気も弱くなっているのかもしれない。昨日は、自分のために書くんだ。書きたいように書くんだという勢いがあったが。
 最悪の場合は、自分のサイトに自作品を掲載して死んでいく。その際に、一応わたしよりは長生きしてくれるに違いない弟の娘だけにはそのサイトのことを報せておく。そんな終わり方かなと思う。もちろん、世に認められたほうが良いに決まっているが、まだまだ遠いみちのりという気がする。
 石田イラが文学講座で面白いことを言っていた。同人雑誌はそこを牛耳る派閥が存在したり、才能があっても、自分より新しい者、異なるものたちを批判し潰すことにその能力を振り回しているようなものがいたりする。また、長老的存在が自分にあわないものをやはり押し潰してくる。懸賞小説に応募して編集者に認めてもらうのが結局一番良いというようなことを石田イラは言っていた。
 たしかにそうなのだろうと思う。しかし、1400人も作品をひとつの懸賞小説に応募してくる現在、気が遠くなりそうだ。
 結句、最後は自分のサイトに乗せる。そして死滅するということだけを考えれば、その構えでやっていけばいいのかもしれないと思う。
 
 今日は最高のご馳走、納豆ご飯を食べた。林檎を二つ齧った。一歩も外にでなかった。浮腫んだ足が入る靴はスニーカーぐらいしかない。もっているけれども、履いてみたことがない。これも初体験になるだろう。
 


長々とメールを書き送った相手の人と言うのは、以前、西村賢太の文庫本を5,6冊贈ってrくれたひどでもあった。その彼も明らかに暴飲暴食と煙草で54歳の若さでこの世を去ってしまったが。
 「僕は小説が好きなんです。読むのも、書くのも」
 と言えた彼が私には羨ましかった。わたしはテレビとか映画にどっぷり浸かってしまっていて、随分文字離れしていたと思う。