蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

西村賢太さん式 2 夜型

そもそも彼の名前をあげて書きたかったことは彼の死を悼む気持ちもありましたが、むしりろ、執筆時間にありました。


 自律神経とか副交感神経とかのためにも夜は寝て昼間に活躍するのがまっとうな生活の仕方、それに意義はないのですが、どうしても私の場合は、西村さんと同じように、慎哉にでもならないと自分と対峙できないようなのです。いっそのこと、せっかく二階にすむようになり、陽光も部屋に、窓辺に入るようになったのですが、それと無関係に寝たいときに寝て、執筆の気分が擡げてきたら夜中でも朝方までも執筆するというほうが自分にあっているのではないのかと思うようになってきました。
 もちろん、日記はいつでも書けます。創作ではないから、垂れ流しなのでいつでも私の書き方では書けます。でも創作になるとそうもいかないと思ってます。