蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

無理な姿勢にも構わず夢中でタイプしていて背骨を傷めてました。治ったかな……

テレビにはどうしても勝てないので、つまり自己を律するということがわたしにはできないので、また西村賢太さんのように紙面に寝そべって執筆するようなことも、自分の文字があとで読めないという下手糞さがあり、それも無理で、結局テレビの前にノートパソコンを置いて書いていたらテレビが煩く感じられ(これが目的だった)音を落として夢中で書き散らしていたら、なんか背骨に痛みを覚えてしまい、それでも構わず同じ姿勢で書いていたら、つまり書くことのほうが重要だから、背骨が痛み出し、やっと一ヶ月もして治ったかなと思える状態になった。わずか一時間の無理な姿勢だったのに・・・・精神でだけ生きているわけではないので物理的な肉体を馬鹿にしてはいけないと思った。
高い、いや、痛い授業料だった。