2024-01-17　水曜日

　『二XX歳の放浪記』への餅がわたしのなかに沸き起こってくる。つまり当時の自分の姿が目に浮かぶのだが、ネットで朗読に耳を傾けていたり、食事を楽しくするため、あるいは鬱にならないためにビストロスマップなどを見ながら食べていると、あっというまに時間が過ぎ去ってしまい、創作への気持ち、自分の残り少ない寿命への不安などが頭からその時間だけ消滅している。
　もちろん、思い切ってネットのスイッチを切らなければならない。いや、起床したらまったくネットを見ずに、創作にすぐに取り掛かればいいのである。創作とは言わずに推敲と言う気持ちで取り組めば捗るかと思う。
01:01 2024-01-17
05:28 2024-01-17にアソスモニター前をはなれる。
最終的な起床は十時四十分頃。睡眠五時間。
外気温は一，二度。薄明るい白い曇天。

ルーティーネに倣って、午前中はとはもういかないが、起床後の三時間は散歩にも出ず、ニュースも見ず、朗読もきかないことにし、推敲、それはすなわち創作だが、をやろうと思う。自分を再変革しなければならない。十日間以上も執筆をおこたっているのだから、反省して出直さないといけない。スベン対策がまだまったくなされてもいない状態だが。推敲と創作が私にとっては大事なことだ。

　ゾーヤ大豆のチリコンカーンの残り、汁無しで食べたのだが、やはりわたしの純日本人の臓腑はいちころみたいで、下痢っぽい感じになってしまっている。もちろん、食べ方も悪いのだが。一緒に白飯とかパンなどを食べてないからストレートに胃腸を襲われたような結果になっているのだと思う。
　ゾーヤ大豆の調理法を工夫しなければならない。11:21 2024-01-17

　そうだった。今朝の三，四時頃に、左胸に痛みを感じ、あたかも血管に血が通らないような痛み、そんなに具体的に確定はできないはずだが、それでカバネーソーヴェニヨンを数杯飲んだ。そのこともあって、ベットインしたのだが、それにしても就寝時間は遅かったと思う。

　起床後に、散歩とかを兼ねてＮＰに行かない代わりに、ちょっと考えた末、下半身だけのスクワットを二〇回ほど行った。これだと思った。運動不足対策にはこれだと。
11:28 2024-01-17

　厨房で重なっていた皿を半分ほど洗った。気分転換というか、頭の中が空虚なのでとにかくアクションと思ったのだった。たしかリルケがそんなことを記述していたと思う。とにかくやること、と。もちろん、こういう些末なことではなく、紙片でもなんにでも詩編を書きつけるということだと思うが。

　ベットインしたときとか、目が覚めたベットのなかなどでは、しばしば夢の続きのような妄想のような情景が脳裏を横切って勝手に展開していく。それこそ断片にしか過ぎないのだが、でも、きちんとモニターの前に向かって書こうとしている今、無からなにも出てこない感じなので、あとで断片をまとめるのは大変な労力だが、それをやはりやるしかないといま思う。
　これが整合性という作業なのだと思うが。去年の、いや今年の今月に書き上げた『愛XX』も幾つもの断片を書いて行って、推敲を二回行ってなんとかまとめたはずだった。しかも紙片にやるべきことをメモしたりして。どこが重複しているとか、あれもこれもまだ書き込んでないとかメモしていた。それでも、書き忘れた大切なことがあとで思いだされたりしてちょっと悔しかったが。
11:56 2024-01-17

　白い雪が窓外の建物、それが何のためにあるのかいまだにわたしにはわからないのだが、大きな正方形の窓が四つもあるが人が動く気配はもちろん、明かりが夜ついていたこともない。一種の倉庫、馬の姿でも近くに見えたらそれこそそこが馬小屋ではないのかと思える背の高い平屋みたいな建物なのだが、その屋根に積もっている。空も薄く白いので、明るい。

　片鱗、断片の文字化か、とそのあとでの整理、整合性への努力を思うともう思いやられているが、なら、最初から整合性を十分考慮しながら書くべきということになるだろう。すると、あまりにも精神的な負担が自分にかかってきて軽く筆をとれない、キーボードを叩けないという結果にもなる。
　やはり書き散らすしかないのかと思う。でも、メモを紙片にするのではないので、あとでは本物のメモとして有益だが、今は、長いメモというか、思いつくままに浮かぶままに描く断片の書き込み。そのように思えば良いのだと思う。
　手書きではないから後になってもちゃんと自分でよめるのだから、それでいいと思う。
　永さんも実行されていた、カード洋式だ。私の場合はモニター上で文書にしていくので文書洋式とでも称するやり方か。
12:08 2024-01-17