蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

カミュ、厳寒の冬季そしてウクライナ

一昨日も録音したが、経も違う読み手による朗読があったので、再びカミュのペストを録音している。その前にはカミュ関係の動画を録画した。ペストはわたしのような自分の周辺にしか書こうと言う気持ちになれないものにとっては、すごいスケールだと感心させられる。
 もちろん、ロシアのウクライナ侵攻、侵犯による冬を控えてのインフラの破壊や、人命の喪失被害にはもちろん腹が立つ。だが、そこでじゃわたしたちはどうしたら良いのかという疑問が湧くが、そこで終わってしまっている。あとは、金がないけれども寄付をするだけ、誰かがネットでロシア人たちにプーチンの本当の姿をどうにか報せることはできないのかと祈るばかり・・・・・・なんとわれながら非行動的なのかと思ったりする。
 ハッカーの技術があれば、どうにかロシアのネットに侵入して本当のウクライナ侵略の残忍な姿をロシア人に知らしめるのだが・・・・・・こんなところで自分の技術のなさが悔やまれる。
薄氷が一昨日水溜りに張っていた。いよいよ寒い冬が迫ってきている。こんなときにインフラを破壊されてしまったら、いや、もうウクライナではされているのだが、どうやって冬を犠牲者たちは過ごしたら良いんだ、と思う。
 それにしてもウクライナでは首都のキーウにミサイルが打ち込まれ続けているのだから、本来ならば戦争なのだからロシアの都市、たとえばプーチンと言う独裁者のいるモスクワなどが攻撃を受けてもあたりまえなのだが、ウクライナはそれをしない。したら、世界の国々が武器援助をやめてしまう可能性があるからだと思うが。やはり原爆とか使用されたらそれこそ世界の破滅に繋がるからウクライナもただ耐えているということなのかもしれない。
 原爆を保有する国にはなにもできないということなのだろう。北朝鮮もロシアも、いつかイランやパキスタンが紛争を起こすときにもなんの手出しも阻止も世界はできないのかもしれない。そう思うと本当に地球に未来はなくなる・・・・・・・・狂信者たちや独裁者の国があるかぎり不安は消えないということか・・・・・・