蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

藤沢清造の根津権現裏が朗読されている





朗読BGM 藤沢清造『根津権現裏』(全部続けて聞く!)『前編一〜二十まで』 幻の私小説作家による代表作


この根津権現裏の文庫本を日本から取り寄せ半分強読んで、それから放置したままになっている。西村賢太だって、23歳のときに始めて読んだときにはぴんと来なかったと話もし随筆に書きもしている。わたしがまさにその反応なのだろうと思っている。
でも、それが朗読されているのを発見し、この朗読者は西村賢太まではいかなくとも、藤沢清造にとっては大きな後援者といえるだろうと思った。
 朗読の傾聴がさきになってしまうかもしれないが、わたしもとにかくこの本を読破はしたい。