蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

岡村孝子さんの伝記を執筆したい

わたしも高校生の頃には絶対にこれはやりたいと思う目標があった。孝子さんと同じような能力がものをいう分野だった。もちろん、不成功に終わってしまったし、なによりも高校二年生で本当に頂点にその思いは達していたのに、賞を逸してしまってからは、目から鱗が落ちるように、まったくそれまで目指していたことへの情熱も失ってしまったし、意味を感じなくなってしまっていた。逆に、その目標のために遠のけてきた初恋の岩本れいこさんの姿、面影がちらついてどうしょうもなくなってきていた。
孝子さんにとってはBerufungであったわけで、迷いもなく、努力をし続け、しかもなによりも能力があったということで、そういう点でももう頭がわたしには上がらないのです。


もっと資料が集まるような、そして直接彼女から許可が貰える様な圏内にいたら書きたい。
彼女の周辺の人にもおそらく許可を取らなければならないのだと思いますが。ここでももうまあ無理でしょうとやる前からわたしは諦めてしまっている。