蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

今年の晩秋 憂愁のパンデミック、非現実的な世界

十月の下旬、夏時間の終了する一日前、窓外に見える菩提樹の葉っぱがさらさらと斜め、あるいは横にゆっくり飛ばされ枝についている葉も4割がた黄ばんでいる。お天気が、秋晴れという感じでよい日なのでそれほど精神的には影響を受けないわたしですが、それはおそらく自分の記憶を文学化するという目的を一応保持していて、胸に秘めているから憂鬱病とかにならずにすんでいると思いますが、仕事も会話もないパンデミックの信じられない現世界、病気になってしまう人も多いそうですね。


わたしの場合、創作も上手くいってない。どころかモニターに向かって文字を打ち込むとか、それさえも出来てない。口先で執筆したいとか言っているだけなのです。なんとも怠惰なと自分でも呆れているざまです。