蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

2024-02-21、22、23 金曜日

2024-02-21、22、23 金曜日


 N大学の生徒が旧とボーデ博物館を29日には訪ねるということで、しかも誰も館内からはコラトアーがあらわれずにぶっつけ本番でわたしが担当しご案内をすることになっているので緊張している。
 若い母親のKさんや、お客の食べ残しをいつも持ち帰る老婆のN.H.さんなどはA4版の書類を携えて、それを見ながら平気でガイディングをやっていて私を多少驚かせるが、それも見ようによっては、今、きちんと調べて準備してきている、それがガイド自身の不慣れで、記憶もしてないし、博物館の内容を自家薬籠中のものとしてないことが暴露されるだけ、馬脚を露わすだけではないかと、思ってしまい一所懸命暗唱し、ポイントが経験豊かそうに噛んで含めるように説明しようと思うのはわたしだけなのか?とも考えてしまったりする。が、ギリシアやローマ、トスカナ彫刻に興味がほとんどもてない。キリスト今日の多くのエピソードはやはり文学的でもあるし、絵画作品にはかかせない背景でもあるので、もう喜んで興味もそそられるし関連することには聞き耳もたてている。が、彫刻は、ミケランジェロのピエタ像のような素晴らしいものならいざ知らず、未曾有に展示されている彫刻、古代のそれとなると……でも、やらなければならない。
 それで、緊張している。
 でも、いまは、ドイツ語の説明を借りて、それをもとにして学生にハイライトを説明したいと思っている。一種の居直りだが、そのほうが自信のなさそうなわたしの説明よりも、ちゃんとやってくれているという印象をもってくれるかもしれない。そんな気がするから。それがベストな気がする。
 暗唱できるのは数回訪問してからのことだ。それは自然に身に付くものだ。と思う。


 21日の水曜日には午前中にキムチ餃子を焼いて食べて、ペニーラントに散歩した。そこでシャブローネを買った。
 午後YTで北九州の文化のために作成している人がいて、そのなかから松本清張と火野葦兵の小伝記を録画視聴した。清張の作品は短編集を一作読んだだけだが、デビューの頃の『ある小倉日記伝』とか『西郷札』などもぜひいずれは読んでみたいと思う。
10:37 2024-02-24


 22日金曜日
 午前六時起床。石原慎太郎は享年91歳だったことを知る。森村誠一も長生きしたが、彼も凄いものだと思った。もちろん、問題は、重要なことはいかに充実したものにしたかということだと思う。作品、創作的にはあまり芳しいものではなかったと思う。膵臓癌。息子が四人いたと言うのは凄い。苦労したとは思うが。奥さんが。
 私が似ていると言う有名人? 陣内孝則、田中康夫、高橋克典・・・・・・
 6時、体が重くて起きられなかった。9時半に起床。やはり十分な睡眠時間はこの時刻までまたなければとれなかったらしい。でも、覚醒した時には、さすがにこの時間には体が軽く感じられた。
 午後三時、ローラ風の、スライスしたリンゴをココナッツ油で焼いてシナモンをぱらぱらかけて食べた。やっとリンゴの食べ方がひとつ開発された感じだ。日本人の家庭だったら、絶対にこういう林檎の食べ方は生まれなかったと思う。とくにシナモン、昔はニッキといったが、をつけて食べるということは。
 夜中にインサイド・マンを視聴した。
 この日は、博物館についてのYTを一切視聴しなかった。あいかわらずわたしにはムラがある。
 もちろん、ボーデと旧博物館の仕事が近づいているので、創作もできない。でも、だからこそ今は執筆したいなぁという気持ちになっている。困った性格だ。
10:51 2024-02-24


 金曜日 
 午前3時ごろにベットイン。起床は八時半。
 コーヒーと緑茶を飲む。起き掛けにはカフェインのあるということで、食後には飲むのがタブーのこのドリンクを飲むことに決めている。それからできるなら二時間後に昼食を兼ねた朝食でブランチと言うことになる。
 午後2時半ごろに散歩も兼ねてウオールウオースに行った。ほぼ普通に歩けた。
 この日は一日中、博物館関係のYTを視聴録画し、以前い録音していた旧博物館のMp3を横になった状態で聞いていた。あたまにはいりつつあるのが分かった。それでも、どこのなんの説明か分からないので、実地ではオーディオガイドを使って案内しようと思う。生徒たちには最初から英語を配るか、あとにするかまだ分からないが。


 ナタリードロン主演の『個人教授』の片鱗をYTで視聴した。いつか全体を視聴したいものだと思う。
11:55 2024-02-24