蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

ジョナサン・フランズンの使うノートパソコン

一番性能のよくないノートパソコンを使ってと前回記述してますが、それはニューヨークの作家ジョナサン・フランズン(とたぶん日本語では読むのだと思います。ウィキになんとこの作家に関して日本がないのです)がインタヴューでそれについて実物もみせて、説明しているからでした。
どういうことであるかと言いますと、インターネットは執筆の妨げになるし、ついつい他のことが出来ちゃうとそちらに移ってしまうという誘惑に対処しての結果だと話してました。
古い機器を買ってきて、しかも古くてもネットのつなげ口がありますが、それを小刀で切り落としてしまうという思い切ったことをやっています。


わたしもテレビをやめたい。それで一昨年あたりにはメールを出したこともあります。が、ネットをやる限り受信料は一年間で200ユーロは取られるし、おなじことだということを他の同僚から知らされました。払っていながらテレビもラジオも見ないということは、ネットだけするということは出来ないのでそのまま続いている状態です。


でも、彼の執筆のための思い切りの良さは喝采に値すると思います。