蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

今日から純文学のサークルに参加させて頂きます。

こんなにたくさんの領域に分かれているのを知らなかった。それでむらごんに書き始めて三日目の今になって、純文学コーナーがあることを知り、参加ということに踏み切りました。
文学は売文してお金を儲けたいという人もいるでしょう。わたしも最初はそんなことも考えてみました。昔の大衆小説は現在世界文学として通用しているのもありますので、最初から一概に言えないような気もしていました。
谷崎などは最初から細雪を大衆小説と銘打っていたという話は有名ですが、三島も大衆的なものを書いてますね。
でも、できるならば、文章、文体、テーマからなにから純文学でやってみたいものですよね。


でも、カフカなどはどうも好きになれない、困ってます。同じように多和田葉子や島田氏の作品も喉を通りません。随分偏った食べ方と好みを私は持っているようです。