蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

やはり作為が必要で、自然のままありのままに 書いても読むに耐えない、自己満足の作品だけが出来る気がする。01年11月22日

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『教師びんびん物語り』を見ているうちに、さんざん『不安のガイド』の清書中だ

が、迷った。書き写していて、やはり楽しいとか、面白いとかいう部分は独白の部
分ではなくて、森村誠一の言うドラマであるはずだ。それはシェイクスピアとかギ
リシア悲劇でも同じで、物語として退屈しないものを作る条件であろう。
 一応執筆して、それと平行してびんびん物語りと同じ『ガイド合戦』を書いて行

こうと思う。本当に面白いものは、やはり作為が必要で、自然のままありのままに
書いても読むに絶えない、自己満足の作品だけが出来る気がする。