蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

今日からネット日記をスタートします。


 これまでにも実は日記をつけてきました。


 最近、もしわたしが倒れた場合、入院してそのまま果ててしまった場合に、これまでパソコンに書いてきたり、日記帳に書いてきたものは大量収集のゴミとして処理されてしまうのだなと思って、こちらを利用させてもらおうという顛末になりました。


 姪にこれまでパソコンに書いてきたものだけでもメールで送って、誰も見ないかもしれない、日記を保管してもらおうかなと思ってましたが、彼女にはなにも言わずに今日に至っております。彼女も夫をもち母になりましたので、遠隔の地にいる伯父の貧乏日記などどこかに保管してもらうような願いなどはいえなくなった次第です。
 考えれば、わたしが私自身に語っていたのが私の日記であって、公開する気持ちはやはり生前はなかったといえます。死後はどうでもいいという気持ちもありますが、ひどい場合には上記のように処理されてしまう可能性が高くなって着てしまっています。そう思ったらこのやり方を利用させていただくということにならざるをえないと思いました。