蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

キーパー ある兵士の奇跡 を視聴した。


すでに一度見たことがあったが、やはりこういう伝記風の作品はわたしは大好きだ。主演のダヴィド・クロスも良かった。『Der Vorleser 朗読者』以来なので、最初はあのときの少年役の彼だとはすぐには気がつかなかった。成長し顔がやはり変わっていた。男性のほうが女性よりも変わり方は激しいのではないのかと思った。


タイトルだけれどもドイツ語のオリジナルはトラオトマンだが、これも日本語の翻訳のほうがインパクトが大きくて優れていると思った。ただタイトルの違いすぎに混乱するが。


 伝記的なものは一種の私小説ではないかと考えたりもするが、銃殺を阻止しえなかったことと自分の息子の運命との繋がり、意味づけとか、この変は創作なのだろうなと思った。純粋な私小説では映画にも出来ないのかもしれないと思ったりもする。


 自分の体験したことをこの作品のように構築できれば素晴らしいのにななどとも思うが、まあ、共通性も、特殊な能力もないので無理という感じだ。

映画好きで、怠惰な私に合った創作方法の模索


 テレビを視聴しなくなったので、大分自分の時間が生み出されると信じているのに、実際にはユーチューブとかジョインでネット上でも国営、州営放送が見えてしまうし、興味ある番組が次々に上記のYTで見られちゃうので、わたしの個性?など出る幕もない。典型的な凡人の生活をしてしまっているのだろうと思う。
 いや、お前は凡人そのものだ、と自らに叱咤しなければならない。
 


 こんな自分を打破するために、350ユーロほどの廉価で小さいアソスのノートブックがあるので、そこに巨大なモニターをつけて、創作をと、そして日記も、というか結果的には日記ばかりを書いてきたが、ここでも
 「お前が有名にでもなれば、お前の日記も価値があがるよ。でもそれ以外だったら、お前の死と同時に消滅するだけのことだ」
 「だから、創作しなければお前は存在しなかったことになるんだよ」
 と神が私を罵っている気がする。
 アソスは創作専門と決めてしまったお陰で、かえってよそよそしい緊張が滲み出てきてしまって向かうことも出来なくなってしまった。


 リラックスして書けるという環境を作ることが執筆には重要な基本条件だ、と西村氏の布団や枕のなかで執筆と言う話を知り思うようになった。
 音、音声がないと寂しくてしょうがない、耐えられないという私には、どんな環境が重要なのだろうと考えた結果、ネットもでき、ジョインでテレビ、つまり映画も見られるソニー一本で二つのタブを使って書くしかないような気がする。今もJapanews24を半分視聴しながら書いている。
 もちろん、日記なのでそんなこともできるが、創作が出来るかどうかはまだやってみないとわからない。
 それから、こちらの蝦夷栗鼠日記に執筆を、草稿という段階だが、やってみようかと思っている。
 とにかく、書ける環境を探し当て書くことをしたい。もうあと私の寿命もないような予感がするから。

外気温は三度、深夜には積雪。頑張るエーリカ

今年は神が私を消そうとした感じ、気配のあった年だった。
私と神との予定がまったく異なっているようだった。そして今月に入ってから、足の浮腫みとか顔の浮腫み、寝るときの呼吸困難、そして最近の下痢の毎日。
こんなことを日本にいる弟にメールを昨夜だしたが、返信はまだない。どう返信していいものか彼もわからないのかもしれない。彼も直腸癌と大腸癌との闘病生活をしかも仕事を休まずに続けているのだから。私などは軽症も軽症ということになるかと思う。

右顔の浮腫み


昨日も起床したときに、右側の瞼が浮腫んでいるのに驚かされ、とうとう足の浮腫みが顔まで来たかと思った。ただ、事実を認識するという感じだった。
そして一歩も外に出られず三度ぐらいの気温など健常状態ではなんでないのに、でられなかった。
 そのかわり横臥した状態で、つまり右の顔を枕につけた状態でよく眠れたので、顔が浮腫んでしまっても、とにかく眠れたという安心もあった。


 だが、それが今日も同じどころかもっと膨らんでしまっていたので幾分ショックだった。
 昨日はチェリートマトと肉の細切れも入れてトマトスープを食べた。だが、まもなく下痢をおこしてしまった。次に数時間後に北海道味噌と豚骨味の日清のラーメン、中国製を食べた。しかしこれも原因で下痢となってしまった。やはり異常だ。


 殺気は汁物には懲りたので安物のピザを焼いて食べた。


 明るいニュースがひとつある、今年の下半期には出来ないとか言って可能性を打ち消していた税理士がひとつ来年のための補助金の申請をしてくれた。どのくらい金が入るのかはわからないが、とにかく収入が入ってくるらしいことがありがたい

わが身は今まさに闘病生活の渦中にあり


 机の上に両腕を置き、そこに頭を載せる。すると眠れそうな気がした。横になると水のせいで呼吸困難。睡眠不足が続くので、椅子にすわったまま瞼が重くなり眠りに落ちていたこともあった。


  背骨に負担がかかってしまっていると思うが、腕の上に置いた頭と言うことであるならば少しでも負担は軽いとおもわれる。意識的にそんな眠りをしてみようと思う。


   あとは、ユーチューブを再度視聴し、ストレッチなりなんなり行うことだと思う。でないと病気に負けそうだ。もうわたしは闘病生活に入ってしまっている。そう思う。0:15 2022/12/09