蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

ドラクロアの発音

 昨日の夕方、またまた見落としてしまったが、ドラクロアについての放映があった。これはたぶん隔週一度の割合で放映されるものと思われるが、前回はやはりフェルメールについての素晴らしい解説と絵画がたっぷり述べられていたのに、のこり30分ほどしか録画できなかった。今回は最初のおそらくドラクロアの生い立ちを紹介した部分が見られなくて非常に残念であった。ユーチューブで誰かがアップロードしてくれていないかと思って以前すぐに探したが、やはり存在しなかった。
 ドラクロアについてはその発音で妻と面白い思い出がある。日本の発音ではドラクロアと一語づつ発音するのであるが、こちらでは、ドラクロァーという感じで、最後のアが殆ど聞こえない。妻はフランス語もできるので、彼女の発音が正しいのであろうけれども、彼女が私を訂正したのが面白くなく、こちらはわざわざドラ・クロ・ワ!と語尾を強めていちいち発音したものである。最初はそのようにしか日本人の私には発音できないものなのかと妻は毎回訂正してくれていたが、そのうちにわたしがわざわざ妻をいらいらさせるために語尾を強調しているということに気が付いて、訂正を諦めてくれた。わたしは語尾だけではなく、最初のほうもドラァとあたかも銅鑼とでも叫びでもするように強めたものだった。そんなことが思い出される。11:55:19