蝦夷リス

近道への遠回り・数十年前作家になることを考え、特殊な語れる体験がなければと思い日本を後にしました。文壇のなかでのコネなどなかったからです。二十代までは必ずこの癒着がものをいうと信じてきてました。

マルクス生誕200年

カール・マルクス生誕200年。1818年の5月5日が誕生日ということで彼の伝記の映画化やドキュメンタリーがテレビでは放映されている。
哲学としては悪くない考え方であるという。しかし現実には使えない思考ということも言われていて、それはもう歴史的に実証されたとわたしは看做しています。実はほとんど関心もない存在です。欧州ではそれどころか、わたしのなかでのイメージも同じで残酷な強権国家を作った原因と思っています。もちろん、マルクスがでる資本主義のかなり酷い時期があったわけですし、いまでもそういう19世紀の欧州の世界を地でやっている世界が存在していますが。


しかしわたしにとっては短過ぎて拒否反応しか導き出さない名前になります。


かに今日ほど、浮浪者が路頭に迷い、例えばドイツでは86万人がいて、社会保障を受けている人の数が600万人にも及んでいる状態をみても取り上げても考え直されても当然というレポートもあります。社会主義世界の実態をみてきた者にとっては、どうしても生理的な拒否反応、アレルギーが引き起こされてしまうのですが。